H24年7月11日 知事会見 県HPより

その他
小児医療センターの移転について

小児医療センターの移転についてのパネル[PDFファイル/49KB]

読売
 県立小児医療センターの移転問題で、第1回目のアンケートが5月末に採り終わったと思うんですけども、基本設計が始まるということで取材させていただいたんですが、そのアンケートの結果は基本設計には影響しないと伺っているんですが、それは正しいでしょうか。
知事
 一部考え方について・・・(パネル「埼玉県立小児医療センターの移転」を用意)。
 なかなか、現場の課長の説明が十分でなかったみたいで。私が答弁をしたのは、正に埼玉県県立小児医療センター、岩槻にありますものを、一部機能を残すとさせていただきました。正に一部機能を残すというのは、通ったりする人たちが、困難な人たちが現にいるじゃないかという、これが一番の課題でありますので、そういう方々の便宜も考えるべきだと。そういうことを考えてわざわざ引っ越した人たちもいるという。この部分はやっぱり考えなくちゃならない。そんなふうに思って、できるだけそういうことを考えるよう指示をしました。
 そのイメージ図は、仮に全体がAとBで構成されるとすれば、Bの中の一部がB1として残されると。しかし今私たちが考えているのは、AもBも機能を拡大させると。全体として新たにCを作るくらいの気持ちでいくというのが基本です。今までが100だとすると、100のうち10ここに残って90が(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちに来るということではなくて、100は100として新たにしっかり(さいたま新都心の部分を指しながら)こっちに120の機能を作ろうと。
 100の中の幾つとはあえて申し上げません。10とか5とか言葉を使うつもりはありませんが、何らかのかたちで患者さんの便宜を図るべき機能を残そうということは変わりありません。しかし、基本的にはBを含む全体をバージョンアップしてさいたま新都心に作る。あえて言えば100のものを120にするというのが今回の試みでありますので。耐震改修も免震の体制も含めて、また日赤との連携も通じて更に全体としてパワーアップできるという。そういうかたちが基本でありますので。その中で、例えば(「岩槻区馬込」の部分を指しながら)ここを100として90が(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちへ行って10が(「岩槻区馬込のB1」を指しながら)こっちですというのは、医療の体制としてはあまりいい話ではない。力が分散してですね。したがってAもBも(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちへ移りますよと。さらにCも作ります。しかし何らかのかたちでB1ともいうべきものをきちっと残して、患者さんの態勢をカバーできるものは利用しようじゃないかというのを、現在調査している段階です。
 そういう意味で、これを分散するというようなイメージとはちょっと違うということだけは御理解を賜りたいと思っています。医療分散というのは必ずしも強くなるものではありませんので、極力集中させてより強くしていくというのがポイントだと思っておりますので。強いて言うならば、Bの機能は(「さいたま新都心」のBを指しながら)こっちにもきっちり残すと。Bを拡大したかたちでB1ともいうべきものを(「岩槻区馬込のB1」を指しながら)こちらに用意するという。そういうイメージです。
読売
 機能として拡大するというのはとても理解できるしいいことだと思うんですけれども、現実問題として、今センターで働いている職員の方とか機器に関しては新都心の新病院に全部移すという理解でいいんでしょうか。
知事
 基本的にはそうでありますけど、何を残すかということについては、当然機器も含める話だと思います。残す機器もあれば、全面的に廃止して新規に作る機器もあると思いますので、単純に「全部、機器とかそういうものが(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちに移りますよ」という話でもないですし、一部「岩槻区馬込」を指しながら)病院に残りますよという話でもないと思っています。
 要するに、患者さんで新都心に通ったり、あるいは新都心で治療するに必ずしも十分でない、ふさわしくないような人たちがどの程度おられるかということによってこの機能が決まりますので。機能が先にあるわけではないんですね。患者さんの状態や、聞き込み、ヒアリングによってその体制が決まってきますので。
 基本的には、何度も申し上げますが、AもB岩槻の小児(後に「医療」を追加)センターの機能はしっかり(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちに移し、なおかつそれをパワーアップ、バージョンアップさせるというのが基本だと。しかし、いろいろ議論もありました。なかなか通えない人もいるのではないかとかですね。そういう方々をどんなかたちで面倒を見られるかということを十分医師と相談して、また親御さんとも相談して、残すものはきちっと残すと。それだけです。
産経
 その話に関してなんですけど、3次医療機関というキーワードが出ていたので、私は改めて説明されなくても、知事のお考えは大体理解してたんですけど。ただ、何日か前の報道で、知事が、移転をめぐっては2月議会で現在の一部機能を現在地に残すと表明したと。しかし、県の病院局はかくかくしかじかと言って、同センターの一部を現在地に残す考えはないって書いてあるんですけど、これを読むと、知事発言に対して担当が真っ向から反論しているように読めちゃうんですが、そういうことはないんですか。
知事
 全くないです。
 なんか、(「岩槻区馬込」の部分を指しながら)これを「9対1に分けて」というようなイメージでとらえられたような質問に対して、「そういうことはありません」という事です。それが「全部移りますよ」と。「ちゃんとAもBも、さらにCも付け加えますよ」という話です。
 「ただし、今Bが行っていたような機能の一部については、何らかのかたちで必要であれば残ります」と。だから、まあ極端なことを言うと、Aという(後に「の機能を担当する」に修正)先生が今度は2人必要になってくれば、Aという(後に「の機能を担当する」に修正)先生をもう一人つくらなくちゃいけないということになってきます。事と場合によっては。(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こっちにはこっちで移さなきゃいけないですから。

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産経
 ずいぶん誤解を生む報道のような感じがしたんですけども。
知事
 いやいや、それは説明も悪いんじゃないでしょうか。「一部機能を移す(後に「残す」に修正」)と言うと、いかにも一般論で言うと、このBのうちの一部が、(後に削除)(「岩槻区馬込」の部分を指しながら)この中の10分の1なら10分の1とか、20分の1なら20分の1が残るのかなというようなイメージが一般的には「機能を残す」というような意味にとられがちだと。
 ただ、我々はやっぱり医療の集中ということを言っていましたので、イメージとしてはこの部分を言ったつもりだったんですが、必ずしもそうとらえられなかったみたいです。私も妻に話しましたら、「それはお父さん、イメージはこうですよ」と。「これを割ったような感じですよ」と。「そうはとられませんよ」と言われまして、それで、今日はこういう図が必要だということで、図を用意したところです。
 やっぱり一般論では、(「岩槻区馬込」の部分を指しながら)これを分けるようなイメージが出たかもしれません。だから、分けては力がなくなりますので、「基本的には分けませんよ」と。ただし、必要なものについては新たにここに「残す」というよりも場合によっては「作る」という話になってくると。
 あるいは、残せばここで欠けた部分を必ず(「さいたま新都心」の部分を指しながら)ここに付加すると。そういう形になります。
産経
 2月議会でその時話されましたよね。そこを図で見ると、ちょっとパワーアップするような感じだと思うんですけれども。何か2月から今までの間にどれくらいパワーアップするとか、予算的なものだとか、そういう・・・
知事
 それは、ちょっと私には分からないところがありますので、具体的に病院管理者にでもお聞きしていただければと思います。どこまで煮詰まっているのか。まだ十分ではないと思います。十分になったら私にも報告があると思いますので。そういう報告をまだ聞いておりません。
東京
 今の関連で、知事のイメージの中では、今言われた「B1」で対応する機能というのは、どういう患者さんを見る機能を残すべきだというイメージを持っておられますか。
知事
 私は医師ではありませんので、そこまでのイメージはありません。ただ、気の毒な立場の人とか、絶対に岩槻(後に「蓮田」に修正)から離れられない人というのがどうもおられるようなお話も聞いておりますので、そういう部分をどうカバーができるか。
 ひょっとしたらそう思ってらっしゃるだけかもしれません。医師とのいろいろな「対話」と言うんですか、そういう中でクリアできるのかもしれません。いずれにしてもアンケートとヒアリング、そしてまた担当医との会話の中で、そういう問題が解決されていくものだと思います。
東京
 新都心に通えないほど重度の病気を抱えたお子さんに対応する機能を残すとすると、それなりの機材なりマンパワーが必要になって、それだけ、特に医師が確保できれば問題はないと思うんですけれども、医師不足が言われている中で、結果的に集中できなくなってしまうんではないかというふうな見方もできると思うんですけれども、そこはどういうふうにそうならないように対応したいと・・・
知事
 それは医師が判断をするんですね。私の段階で判断する話ではなくて医師が判断する話です。それで、正にそのためのアンケートやヒアリングをして、かなり綿密に、丁寧に話合いをするはずだと思います。その中で、問題が解決すると思っています。
 当然、全体が必要な人は(「さいたま新都心」の部分を指しながら)こちらになってくるでしょうし、そうじゃなくて、通うことだけが問題の人も、そう思い込んでいらっしゃるかもしれませんが、実は、それも可能だという事もあるかもしれませんし、いずれにしても本当に医師を含めたかたちの中で話合いをきちっとして、できるだけ患者の皆さんたちに不便をもたらさないようにするというのが一番の。
 「高度な医療をする」それから「患者さんに不便をきたさないようにする」という。そういう意味で、蓮田の方で通っていらっしゃる人たちを、きちっと救済できるようにすると。それだけはもう間違いのないことですので。理解してもらいたいのは、一種の機能をしっかり充実させるということでは、これはやっぱり医師の世界で譲りがたいものがあると思っています。
埼玉
 今の関連なんですけれども、何を残すかということに関して、3月の定例会見の時に、6月中くらいには一定の結論が出せるんじゃないかという見通しを述べられたんですけれども、だいぶヒアリング等で遅れるという、今、見通しで・・・
知事
 まだ終わったって聞いておりません。できるだけ早く、安心してもらいたいと思いますね。