H24年7月7日 読売新聞より

小児医療センター全機能移転 県が方針固める

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 県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)の移転計画で、県が現在の病院の全機能について、さいたま新都心に建設する新病院に移転させる方針を固めたことが6日、県への取材で分かった。

 移転を巡っては、上田知事が2月議会で「現在の小児医療センターについては、患者や家族の皆様方の不安に応えるため、その機能の一部を何らかの形で現在地に残す検討をしていく」と表明していた。

 しかし県病院局は、取材に「センターは小児専門の3次医療機関として、移転先の新病院でその機能をさらに増強させる」として、同センターの一部を現在地に残す考えはないと説明。その上で、「通院中の患者が不便を感じないために、現在地にはどんな設備が新たに必要になるか、検討している」とした。

 県は今後、呼吸器や心臓などに慢性疾患があり、長期通院が必要な患者を中心に、アンケートを郵送して詳細な聞き取り調査を行う。対象となるのは約500人~700人とみられている。同局は「移転前には、現在地に設置する設備について結論を出す」としている。

 県は既に新病院の設計業者の選定を済ませており、7月中には契約を締結、12月には基本設計を終える予定だ。

2012年7月7日 読売新聞)