H24年6月12日 朝日新聞より

小児医療センター移転

2012年06月12日

◇新病院、16増の316床/住民説明会で県報告

 県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)のさいたま新都心(同市中央区)への移転計画をめぐり、地元住民に対する説明会が10日開かれた。蓮田市や岩槻区などから100人以上が参加。県は3月にまとめた施設整備基本計画の内容を報告した。

 計画によると、病床数は現在より16床多い316床。特に新生児集中治療室など周産期と救急を計52床増やす。同時に移転して一体整備されるさいたま赤十字病院(さいたま市中央区)との連携では、赤十字側にハイリスク妊産婦と胎児のための集中治療室(MFICU)を新設。病院入り口や一部の検査部門、レストランなどの共同利用も検討するという。

    ◇

 さいたま赤十字病院で小児科常勤医が退職の意向を示し、ハイリスク妊婦の受け入れが困難になっている問題について、上田清司知事は11日の定例会見で、「近隣の医療機関とも協議し、市域を越えて調整したい」と述べた。通常分娩(ぶんべん)は、赤十字で減少が見込まれるのは年間約300件で、市内の他の医療機関で受け入れ可能という。