関連ニュース 12年2月11日

医療機関移転計画:小児医療センターなど移転 43増、948床に 検討委で県側提示 /埼玉

毎日新聞 2月11日(土)12時2分配信

 さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)と県立小児医療センター(同市岩槻区)の2病院の移転計画を巡り、病床数などについて話し合う第3回検討委員会が10日、同市内で開かれた。両病院で43床増やし、計948床とする案が県側から示された。専門家からは「ベッド数は多いほど効率的な医療ができる」「せっかく充実させるのだから大きな病院を作るべきだ」などの意見が出た。3月21日に開かれる次回委員会で報告書をまとめる予定。
 県の案によると、赤十字病院は現行の605床から632床に、医療センターは300床から316床にそれぞれ増やす。
 慢性的に県内で不足している新生児集中治療室(NICU)など新生児についての病床数は、赤十字は現行の3床のままだが、医療センターを42床から78床とする。また、医療センターは救急で運ばれてくる子どもの病床も現行18床をほぼ倍増の34床とするなど周産期と救急に手厚い体制にする。
 出席した東京大学医学部付属病院教授、岩中督副委員長からは「少子化で地域の小児科が縮小すると、センターが県民の最後のとりでになる」と医療体制の充実を望む声が出された。【西田真季子】