f7a11236.jpg昨年6月以来、埼玉県政で最重要課題となっている「新都心への病院移設問題」に関連して、一昨日2月11日(土)13時半~16時半の3時間、さいたま市岩槻区にある「県立小児医療センター」で、患者(入院・外来)とその家族向けに説明会が行われました。当初の終了予定時刻の15時を大幅に延長しての話し合い。参加者や執行部の話によると、170席ある会場に多くの関係者が集い、不安の声や要望などが寄せられたようです。

「県立小児医療センター」の新都心への移設計画について、その「基本計画」が、現在策定されつつあるようです。

この事実は、昨年12月中旬に県議会の関連常任委員会において、「外部委員を交えて検討を行い、平成24年3月末日までに基本計画を策定」と説明があった程度です。

「埼玉県立小児医療センター施設整備検討委員会設置要綱」なる公文書が存在していますが、施行日は「平成23年11月29日」、ということは12月定例会(12月2~22日)よりも前。

また、「外部委員」と言っても、構成員7名が誰なのか尋ねると、どうも埼玉県庁職員、あるいは関係者が多いようです。

委員会構成(敬称略・順不同)

■<医師会>金井忠男(埼玉県医師会会長)
■<地元市代表>青木龍哉(さいたま市保健福祉局長・厚生労働省出身)
■<看護協会>手島初枝(埼玉県看護協会専務理事・元埼玉県立循環器・呼吸器病センター副病院長兼看護部長)
■<有識者>岩中督(東京大学医学部付属病院教授・埼玉県立小児医療センター相談役併任)
■<有識者>筧(かけひ)淳夫(工学院大学教授・)
■<小児医療センター>中村譲(埼玉県立がんセンター病院長)
■<県建築職>川越晃(埼玉県病院局がんセンター建設部長)

さらに、「基本計画」策定作業は、昨年12月12日(月)に私が行った「一般質問」で指摘した(株)病院システムが、埼玉県病院局の下でコンサルしているとのこと。とはいえ、「一般質問」に対する答弁では、この検討委員会の存在は明言されておらず、その運営内容に関しては、県議会への報告は皆無。

そんな状態ですから、一部新聞報道で漏れ聞くか、一昨日の説明会で明らかになったように、病院の建物概要の修正がポロポロと行われています。

たとえば、「敷地利用概念図」や「建物概念図」が示され、県立小児医療センターは高さ10階のはずがいつのまにか13階建てに、病床数も300床が316床に、駐車場の規模は約300台を想定するものの平置き何台で地下何階かは不明確。

それに、さいたま赤十字病院がこの検討委員会では検討対象ではないはずなのに併記されている状態。赤十字病院や(株)日建設計からどんな説明や協議を行っているのか不透明。

同時に、付帯施設は上層階に入るイメージ図ですが、特別支援学校や上田知事や高橋史郎さん肝いりの「発達障害」対応施設などは明記なし。さいたま市が要望している保育所か児童図書館か、機能はともかく全く言及されていません。

この検討委員会(「外部委員を交えて検討」)は、これまで1月10日(火)、1月24日(火)、そして2月10日(金)に行われ、次回3月21日(水)で「基本計画」を取りまとめる段階にあるようです。

来週2月20日(月)から3月26日(月)まで、県議会2月定例会が始まりますが、URの土地取得のための122億円の予算案が計上されると聞いています。土地鑑定評価がどうなったのか説明を含め、質していきたいと思います。

なお、昨年12月12日(月)に私が行った「一般質問」、本案件の概要を理解するためにも、是非画像を見直すか、問答再質問)を読み返して頂きたいと思います。